外においている小さな水鉢のお話ですです。春先に水底を覆っていた黒くベットリとした藍藻らしきネバネバを取り去り、またトリミングした水草を放り込んでいました。ですが取りきれなかった藍藻が水草や鉢の内側に絡み付き、再び増え始めました。一部を除いてほとんどの水草がうまく育たないので、放置していました
その水鉢を先週ふと覗くとネバネバと覆っていた藍藻はほぼなくなり、水が透明に輝いているではないですか。よく見るとその水底にはたくさんのシャーペンで突いたような穴が・・・。その穴は土のような細かい粒子で出来た管状の先端部に開いています。その管状の構造物が水底ににょきにょきとタケノコのように生えています。管の長さ2〜3mm、直径0.5〜1mmぐらいです。

ピンセットでその管状の物をつかんで、一気に疑問が氷解しました。にゅるっ・・・アカムシです。ユスリカが産卵していた模様。さぁ今日はごちそうだ〜天然物の踊り食いだぞ〜ということで、次々ピンセットで捕獲してカラシンやアカヒレ達へ・・・ピンセットで直接給餌してみると、手元にアタリが感じられるぐらい沸騰しました。冷凍アカムシの保管許可が永久に許可されないであろう我が家では、旬の物として味わっていただきましょう。
成虫のユスリカは「蚊」とは、まったく違う昆虫で、人を刺すどころか、口器が無く消化器も退化しています。水辺などで夕方たくさんのユスリカが集まり蚊柱となっているところを見かけます。少年時代、自転車で蚊柱に突っ込み口や鼻に吸い込んでしまった記憶があるのはワタシだけではないと思いますが、基本的には無害です。むしろ、その幼虫は植物の屑や藻類など、泥中や水中の有機物から体を作り、成虫になって飛び去る、理想の浄化システムを担う益虫だそうです。

また踊り食いパーティーが主催したいのですが、あまりに小さくてメダカを飼えない水鉢ですから本当の「蚊」が発生しますし、そろそろ水を抜かなければなりません。